バッファローは18日、法人向け無線LANアクセスポイントの発売開始10周年を記念して、法人向け無線LANアクセスポイント「WAPM-APG300N」を4台、PoEインジェクター「BIJ-POE-4P/HG」1台をセットにした限定モデル「CP-11N4/PCE」を発表した。2月上旬より発売し、価格は159,000円(税別)。3月30日までに600セットのみの期間限定モデルとなる。
「WAPM-APG300N」は、IEEE802.11n/a(5GHz帯)とIEEE802.11b/g/n(2.4GHz帯)の同時通信が可能。4本の外付けデュアルバンドアンテナ(送信×2/受信×2)を装備し、複数のアンテナでデータの送受信を行う「MIMO(Multiple Input Multiple Output)方式」を採用する。通信速度は最大で300Mbps。
有線LANポートは、Gigabit Ethernet×1ポート。LANケーブルから受電するPoEに対応。通信状態を記録するログ機能を搭載するほか、備え付けのUSB 2.0×1ポートにUSBメモリを接続してログの保存容量を増やすこともできる。
マルチSSIDに対応し、無線LANの簡単接続機能はWPSとAOSS。セキュリティはWPA2-PSK(TKIP/AES)/WPA-PSK(TKIP/AES)/WEP(64/128bit)、プライバシーセパレータ、Any接続拒否、MACアドレス登録、接続台数制限、ネットワークの不正利用を防ぐIEEE802.11 X/EAP(TLS/TTLS/PEAP)などに対応。
盗難やイタズラ防止用に施錠可能なセキュリティケースが付属。本体サイズはW210×D210×H62mm、重量は約990g。同社製ユーティリティソフトに対応するOSは、エアナビゲータがWindows 98SE/Me/2000/XP/Vista。クライアントマネージャVがWindows Vista/7。クライアントマネージャ3がWindows 98SE/Me/2000/XP。AirStation Admin Tools LiteがWindows 98SE/Me/2000/XP/Vista/7。1台の通常価格は39,800円。
「BIJ-POE-4P/HG」は、従来の約2倍以上の電力をPoE給電するIEEE802.3at-Draft3.0に準拠したPoEインジェクター。IEEE802.11n対応無線LAN機器など、高出力給電を必要とする受電機器に最大30Wの電力供給が可能。
有線LANポートは、データポート×4/データ+PoEポート×4でGigabit Ethernetに対応。電源は内蔵タイプ。本体サイズはW266×D162×H44mm、重量は約2kg。1台の通常価格は41,800円。