「Intuos4」の魅力とは

――増山さんのスタジオでは、皆さんが背景を描く作業に「Intuos4」を利用されているのでしょうか。

増山「そうですね。スタッフ全員が『Intuos4』と『Photoshop CS4』を使用して描いています。実は、私自身は最近まで『Photoshop CS3』を使用していて、その関係で『Intuos3』を使っていたんです(笑)」

――増山さんも『Intuos4』に移行されたわけですが、使用感はいかがですか。

増山「エクスプレスパッドは、まだほとんど使用していないのですが、描き味はさらに良くなっていますね。レタッチなどの繊細な作業がしやすいという印象で、使っていてストレスがほとんどありません」

――使ってみて、便利だと感じた機能などはありますか。

増山「タッチホイールを使った画像の回転機能は良いと思いました」

――これから、試してみたい機能はありますか。

増山「オプション品のアートペンの存在を最近まで知らなくて、まだ試してはいないのですが、ブラシの回転と相性が良さそうですね」

――『Intuos4』を使ってみて、さらに作業効率が良くなったという実感はありますか。

増山「作業効率は大幅に良くなりましたね。今の状態でも充分満足なので、夢のような希望になってしまうのですが、まだ欲しい機能はありますね」

――それはどのような機能でしょうか。

増山「iPadにあるようなタッチセンサーで、指を使って画像の回転や拡大・縮小などが直接出来たらより使いやすいと思います。あと、ペンタブレットでほとんどの作業ができても、結局、キーボードを多少は使うことになりますから。個人的には、タブレットと一体型になっているようなキーボードがあると嬉しいですね。さらに贅沢を言わせてもらえば、電子ペンでアナログの筆の感覚まで再現出来たら、最高ですね。電子ペンが筆のようなデザインで、毛の1本1本にセンサーが付いていて、接地面を感知してくれる……。そんな夢のようなIntuosが登場するのを期待しています」

撮影:糠野伸