マイクロソフト オフィス スペシャリスト試験(MOS試験)を実施・運営するオデッセイ コミュニケーションズは、同社と試験システムを開発する米サーティポート社が共同で開催する「MOS世界学生大会2011」において、ワード部門日本初の世界チャンピオンが誕生したと発表した。

「MOS世界学生大会2011」は、世界57カ国から述べ22万8千人、日本からは2万7千人の学生がエントリーした世界規模で、Microsoft Officeの各技能を競い合う大会。Word 2003 / Excel 2003 / Powerpoint 2003、Word 2007 / Excel 2007 / PowerPoint 2007、Word 2010 / Excel 2010を対象に1次選考、2次選考を経て日本代表が選出。8月1日から2日の間、米国サンディエゴ市で世界の代表者と決勝戦が行われていた。

ワード2007部門の世界チャンピオンとなった寺尾瑞希さん(大原情報ビジネス専門学校 池袋校 2年)

日本人初の世界チャンピオンに輝いたのはワード2007部門の世界チャンピオンとなった寺尾瑞希さん(大原情報ビジネス専門学校 池袋校 2年)。また同部門世界第9位には、近藤 里桜さん(長野県長野商業高等学校 3年)、パワーポイント2007部門世界第9位に川端 優介さん(帝塚山学院大学 1年)がランクインするなど日本代表が健闘を見せた。

MOS試験は、累計受験者数280万人を超える国際資格で、企業内で使われるMicrosoft Officeの実践的なスキルを証明する資格として人気がある。合格者は、Office製品の複数アプリケーションを使いこなせる総合的なスキルの証明として「マイクロソフト オフィス マスターの認定証」が発行される。