三菱電機は27日、液晶ディスプレイ「Diamondcrysta WIDE」シリーズの新モデルとして、偏光方式の3D表示に対応したIPS方式の23型ワイド液晶ディスプレイ「RDT233WX-3D(BK)」を発表した。5月30日より発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は52,800円。

「RDT233WX-3D(BK)」

偏光方式の3D表示に対応し、3Dメガネが付属する。HDMI 1.4の3D規格をサポートしており(3D映像伝送規格のみHDMI 1.4対応)、3D映像フォーマットのフレームパッキング、サイドバイサイド、トップアンドボトム、ラインバイラインに対応。HDMI 1.4対応の再生機器を接続することで、3D映像フォーマットを自動判別して3D表示に切り替える。

3Dメガネが付属

奥行き感の調整や2D-3D変換も可能で、偏光方式の採用によって3D表示でも輝度が約100cd/平方メートルという明るい画面を実現した。

IPS方式の液晶パネルを採用し、画面サイズは23型ワイド、解像度は1,920×1,080ドット、光源はLEDバックライト、画面はハーフグレア(半光沢)。輝度は250cd/平方メートル、コントラスト比は1,000:1(CRO動作時は5,000:1)、応答速度は3.8ms(GTG)、視野角は上下左右とも178度(3D表示は上下12度)。

画像処理専用LSIの「ギガクリア・エンジンII」を搭載し、低解像度の映像/画像で解像感を高める超解像技術や、肌色検出、ブロックノイズリダクションといった機能を利用できる。また、入力信号の表示遅延を低減するスルーモード、親子画面のPinP機能なども搭載している。

映像入力インタフェースは、D-Sub、DVI-D(HDCP対応)、HDMI×2、D5の全5系統。2W+2Wのステレオスピーカーを内蔵し、音声入力はステレオミニジャックとRCAピンジャック(L/R)。ヘッドホン端子も装備。スタンドでは上20度/下5度のチルトと、画面部分の取り付け位置による3段階の高さ調節が可能。本体サイズはW545×D170×H394(最大)mm、重量は約4.4kgで、リモコンが付属する。