毎日コミュニケーションズは4月23日(土)、パソコン総合誌「PCfan6月号」を発売する。

「PCfan6月号」(4月23日発売、定価:670円)。表紙のモデルは小林ゆう(こばやし ゆう)さん

第1特集は「テーマ別 自作プラン35 徹底紹介」となる。PC自作の楽しみといえば、やはりパーツ選びだろう。本特集では目的別&予算別にベストなパーツの組み合わせを提案。ゲーム、テレビ&BD観賞、動画エンコード、省スペースなどの自作テーマを設け、各テーマではさらに価格帯別に自作プランを紹介していく。数多くある中から自分に合ったものを選び抜いていく過程は、PC自作の醍醐味といえるだろう。パーツの選択時に注力すべきポイントも解説している。

「自作のもっとも大きな魅力は、『膨大な数のPCパーツの中から気に入ったものを組み合わせて、唯一無二のPCを入手できること』である。本特集のメインテーマは、まさにコレだ。本特集で紹介する35種類の自作プランは、編集部だけでなくライター、PCパーツショップが『目的別』や『予算別』で吟味したもの。これからPCを自作しようと考えている読者諸氏にとって、有益な情報となれば幸いである」(第1特集より)

ゲーム、テレビ&BD観賞、動画エンコード、省スペースといった自作テーマごとに価格帯別の自作プランを紹介。PCパーツショップによるオススメプランも掲載している

「Windows XP快適化 速効テク50」特集では、2014年にサポートが終了するまでWindows XPを快適に使うための設定、テクニックを解説する。同OSが登場してから9年半が経過し、XPは既に2世代前のOSとなってしまったが、まだまだ使えるXPマシンに見切りをつけてしまうのは忍びない。本特集ではHDD内の不要なデータをクリーニングしたり、HDDをメンテナンスしたり、システムの設定を見直したりして、Windows XPの快適化を図る。厳選した50のテクニックをぜひともチェックしておきたい。

不要なデータの削除は、Windows XPを長く快適に使ううえで基本となるテクニックだ。ハードウェア面では、HDDの換装、メモリの増設、USB 2.0端子の追加といった強化方法を紹介している

「ウェブブラウザ」といえば、パソコンとウェブサイトを結ぶ大事な架け橋。Windows標準のInternet Explorerや、膨大なユーザー数を誇るFirefoxといったメジャーブラウザの最新版が注目されているこの機会に、ユーザーにとっての最適なブラウザを探ってみたい。特集「最新ウェブブラウザ選手権」では、Internet Explorer 9やFirefox 4を始めとする各種ブラウザの使い勝手、スピード、セキュリティなどを検証していく。

また、「動画編集 実践テクニック」特集は、市販ソフトを使ったムービー編集がテーマ。とりあえずの保存、友人への配布、フォトムービー、サイトへの公開など、動画編集の目的はさまざまあるが、ソフトを使えばカンタンに見栄えのよい動画を作成できる。編集ソフトの選び方や必要な素材の集め方も解説している。

4月26日に公開予定のInternet Explorer 9は、ウェブページの表示エリアが広くなったり、レンダリングが高速化されたりと、より完成度が高まった。そのほかFirefox 4、Google Chrome、Opera 11、Safari、Sleipnir 3 ベータ版も検証

「VideoStudio X4」でオリジナルのHD映像を作成したり、「Roxio Video Lab HD」で携帯デバイス向け動画に変換したりなど、市販ソフトを使った動画編集を紹介。3D立体視に対応したムービーも作成可能だ

Facebookといえば、いまやユーザー数が世界で6億人を超える巨大SNS。映画「ソーシャル・ネットワーク」が記憶に新しいものの、その知名度ほど日本でのユーザー数は伸びていないようだ。とはいえ中東での「フェイスブック革命」や、東日本大震災で情報のやりとりに使われるなど、その注目度は大きく増している。特別企画「Facebookの歩き方」では、気になるプライバシーと折り合いをつけ、「コミュニケーションの実践」「ライフログ化の追求」をテーマに同サービスの活用方法を解説。この機会にFacebookをスタートしてみてはいかがだろうか。

GPS特集では、旅の思い出を位置情報で記録するといった使い方を紹介。フォト日記を綴ったり、グルメスポットを表示したり、撮影位置を確認したりなど、GPSの魅力に迫っていく。

Facebookの「実名登録」が気になって躊躇しているユーザーは、基本的な個人情報の公開にとどめておき、慣れていくに従ってプロフィールの公開範囲を拡大していく……そんな使い方がよさそうだ

携帯電話やスマートフォンに積極的に搭載されるようになり、活用の範囲が広がっているGPS。その楽しみ方をチェックしておきたい