アイ・オー・データ機器は、テレビで録画した地デジ番組などをネットワーク経由でダビングできる、ブルーレイディスクドライブ「BRD-U8DM」を5月下旬より、DVDスーパーマルチドライブ「DVR-U24DM」を6月上旬より発売する。価格(税別)は「BRD-U8DM」が22,100円、「DVR-U24DM」が11,500円。
テレビの内蔵HDDやテレビに接続した外付け型HDD、およびアイ・オー・データ機器の「RECBOX」シリーズや「LAN DISK AV」シリーズなどに録画したデジタル放送(地上/BS/110度CS)の番組を、DTCP-IPによってネットワーク経由でBRD-U8DM/DVR-U24DMへとダビングできる。
ダビング元の機器もDTCP-IPネットワークダビングに対応している必要があり、動作が確認されているのは東芝のテレビ「レグザ」シリーズの一部、日立製作所のテレビ「Wooo」シリーズの一部、アイ・オー・データ機器のRECBOXシリーズの「HVL-AV」シリーズとHVL-AVR)、およびLAN DISK AVシリーズの「HVL1-Gシリーズ」と「HVL4-Gシリーズ」。
BRD-U8DM/DVR-U24DMとPCを接続し、付属の専用アプリケーション「DTCP-IP Disc Recorder」をPCにインストールする。ダビング元の機器を操作し、ダビングしたい番組をネットワーク上のBRD-U8DM/DVR-U24DMへと転送して書き込む仕組みだ。ダビング可能なのはDRモードで録画した番組のみで、HD映像をDVDメディアにダビングする場合はSD映像へと変換される。
BRD-U8DM/DVR-U24DMはPCの光学ドライブとしても使用でき、インタフェースはUSB 2.0。主な付属ソフトは、BRD-U8DMが再生ソフト「WinDVD BD3D」とオーサリングソフト「DVD Movie Writer 7 BD Version」、書き込みソフト「Nero9 Express Essentials」、DVR-U24DMが再生ソフト「WinDVD」とオーサリングソフト「DVD MovieWriter 7 SE for I-ODATA」、書き込みソフト「Nero9 Express Essentials」。
本体サイズは共通でW158×D220×H50mm、重量はBRD-U8DMが約1.2kg、DVR-U24DMが約1.1kg。対応OSはWindows XP(SP3以降)/Vista(SP2以降)/7。