インターパイロンは7日、Windows向けソフトウェアの配布と一括管理が可能なプラットフォーム「Win Soft Mall」を公開した。対応OSは、Windows XP / Vista(32/64ビット) / 7(32/64ビット)。同社Webサイトからダウンロードできる。

「Win Soft Mall」は、スマートフォンのようにソフトの検索からインストール、起動などを一括管理できるシステムが用いられており、ユーザーは提供される無償の管理ソフトをインストールすることで、簡単に目的のソフトを探し出し利用することができる。インストールした個別のソフトは、仮想技術やアプリケーションストリーミング技術を用いてサーバ上で管理されるため、ローカルには最小限のデータを保存するだけでよく、通常のソフトのようにコントロールパネルから削除する必要がない。また、各ソフトウェアのアップデートなども容易に管理、適用できるなどのユーザーメリットも有する。

提供されているソフトウェアは公開時点で127タイトル。アーカイブ/インターネット/学習&教育/画像&サウンド/家庭&趣味/ゲーム/アクセサリ/ハードウェア/ビジネス/文書作成/ユーティリティなど12カテゴリが用意されており、Google ChromeやFirefoxなどのブラウザやEvernote、SugarSyncやDropBoxなどの人気ツールなども並んでいるほか、個人のソフトウェア作家の作品なども並んでいる。同社では、現在のところ無料ソフト中心であるが、決済システムの搭載も予定しており、今後有料版も揃えていくとしている。

ローカル上で利用する「Win Soft Mall」起動画面