ニコンは9日、機能性とデザイン性を両立したデジタルカメラ「COOLPIX(クールピクス)」Sシリーズから、高性能モデル「COOLPIX S9100」のほか、「COOLPIX S6100」「COOLPIX S4100」「COOLPIX S3100」の計4機種を3月に発売すると発表した。いずれも価格はオープンで、推定市場価格は下記の表を参照。
COOLPIX S9100は、35mm判換算で広角25mmから超望遠450mm相当の画角をカバーする光学18倍ズームのNIKKORレンズや、薄暗い場所でもノイズを抑えた撮影が可能な裏面照射型CMOSセンサーを搭載した高性能モデル。
感度やシャッタースピードを変えて高速連写した画像を合成する自動連写合成技術を、「夜景ポートレート」「逆光」「夜景」の3シーンに取り入れることで、暗い場所や逆光での手持ち撮影でキレイな写真撮影を可能にしている。
そのほかの新機能として、180度と360度の画角を選択できる「かんたんパノラマ」や、イヌやネコが正面を向くとカメラが自動的に顔を認識してピント合わせと自動撮影を行う「ペットモード」、静止画・動画で色味やコントラストを変える6種類の設定により、繊細な感じやインパクトのある効果が得られる「スペシャルエフェクト」を搭載する。
動画撮影は、1,920×1,080のステレオ音声付きフルHD動画に対応し、1 / 2、1 / 4、1 / 8の速度で再生できる「スローモーション動画」と、倍速で再生できる「早送り動画」からなる「HS動画」も備えている。
COOLPIX S6100は、タッチパネル式広視野角3型TFT液晶を搭載し、「タッチシャッター」や「ターゲット追尾」のほか、撮影した画像にタッチペンで文字の書き込みやスタンプの貼り付けも可能。レンズには、35mm判換算で広角28mmからの光学7倍ズームを搭載。
高感度対応の画像処理エンジンなどによって実現した「高感度低ノイズ」や、「モーション検知」「レンズシフト方式手ブレ補正(VR)機能」「フラッシュ制御」という4つの機能によって、暗所でもキレイに撮れる「夜撮りキレイテクノロジー」も装備する。
COOLPIX S4100とS3100は、35mm判換算で広角26mmからの光学5倍ズームを搭載。S4100には、タッチパネル式3型TFT液晶モニターが装備され、「タッチシャッター」や「ターゲット追尾」、タッチペンでの書き込みやスタンプも可能となっている。
機種 | COOLPIX S9100 | COOLPIX S6100 | COOLPIX S4100 | COOLPIX S3100 |
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有効画素数 | 1,210万画素 | 1,600万画素 |
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撮像素子 | 1/2.3型原色CMOS |
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レンズ | 光学18倍ズーム | 光学7倍ズーム |
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サイズmm(W×H×D : 突起部除く) | 約104.8×62× 34.6 | 約97.9×58× 26.6 | 約95×56.8× 19.9 | 約93.5×57.5× 18.4 |
質量(バッテリー、メモリーカード含む) | 約214g | 約175g | 約131g | 約118g |
推定市場価格 | 4万円前後 | 2万8,000円前後 | 2万円前後 | 1万7,000円前後 |