お待ちかねのRadeon HD 6900

AMDから、注目の新GPU「Radeon HD 6900」が登場、今週は各社から搭載製品が登場している。Radeonの6000世代としては、2カ月ほど前に6800シリーズが発売となっていたが、今回の6900シリーズが"本命"となるハイエンドモデル。入荷数が極めて少ないため、恒例の"争奪戦"状態になっているが、しばらくは店頭の品薄は解消されそうにない。

一斉に各社モデルが登場(クレバリー1号店)

今回登場したのは、「Radeon HD 6970」と「同 6950」の2種類。6800シリーズとは異なり、アーキテクチャ自体もかなり改良されており、従来に比べ、チップの単位面積あたりの性能が10%向上しているという。それぞれ、リファレンスの仕様は以下の通りだ。

GPU HD 6970 HD 6950
コアクロック 880MHz 800MHz
ストリームプロセッサ 1536基 1408基
メモリクロック 1375MHz 1250MHz
搭載メモリ 2GB GDDR5
最大消費電力 300W 225W

取材時(17日午後)に入荷が確認できたのは以下のモデル。下位モデルのHD 6950は各社とも在庫がある状態だったが、HD 6970の方は売り切れが続出、入手が困難な状態だった。ただ、各メーカーあたり入荷が1~2本といった状況の中で、クレバリーで販売しているオリジナルモデル(バルク)は比較的潤沢。価格も安いので注目だろう。

メーカー HD 6970 HD 6950
PowerColor 40,000円前後 31,000円前後
玄人志向 39,000円前後 30,000円前後
HIS 43,000円前後 32,000円~33,000円前後
SAPPHIRE 44,000円~45,000円前後 32,000円~35,000円前後
GIGABYTE 44,000円前後 34,000円前後
XFX 40,000円~42,000円前後 30,000円~32,000円前後
クレバリー 37,800円 27,800円

PowerColorのHD 6970

PowerColorのHD 6950

玄人志向のHD 6970

XFXのHD 6970

GIGABYTEのHD 6950

HISのHD 6950

SAPPHIREのHD 6950

クレバリーのオリジナルモデル