シグマは19日、ガイドナンバー61の大光量を実現したフルオートフラッシュ「ELECTRONIC FLASH EF-610 DG ST」を発表した。最新のTTL自動調光機能を搭載し、各社デジタル一眼レフカメラ及び一眼レフカメラに対応、シャッターを押すだけのシンプル操作でフラッシュ撮影が可能となっている。キヤノン用が11月26日発売で、価格は23,300円。シグマ用、ニコン用、ソニー用、ペンタックス用の発売日は未定。

ELECTRONIC FLASH EF-610 DG ST

照射角を自動的にセットするオートズーム機能は24ミリから105ミリまでの画角に対応。ワイドパネル使用時には、17ミリの画角をカバーする。バウンス撮影は、発光部を上方向90°、左180°、右90°と自在にセットできる。さらにクローズアップ撮影に便利な下方向7°にセット可能。オートモードに加えて、ガイドナンバーフルと1/16の2段階のマニュアル発光モードや、電源の切り忘れ時に自動的に作動する「オートパワーオフ機能」、LED での「照射角表示」、充電完了・調光をレディランプやファインダー内で確認できるなどの機能も備えている。

使用電源は、単3形アルカリ乾電池、単3形ニッカド電池または単3形ニッケル水素電池4本。重量は320g。寸法は77(W)×139(H)×117(D)mm。