オリンパスイメージングは16日、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠したレンズ交換式デジタルカメラのエントリーモデル「OLYMPUS PEN Lite E-PL1s」を12月4日に発売すると発表した。
ボディーカラーはホワイト / レッド / ブラックの3色を展開し、標準ズームレンズが付属する「OLYMPUS PEN Lite E-PL1s レンズキット」と、標準ズームレンズと望遠ズームレンズの2本が付属する「OLYMPUS PEN Lite E-PL1s ダブルズームキット」が用意されている。価格はいずれもオープンで、推定市場価格はレンズキットが6万5,000円前後、ダブルズームキットが8万5,000円前後。
|
|
|
|
「OLYMPUS PEN Lite E-PL1s」と標準ズームレンズ。ボディーカラーはホワイト / レッド / ブラックの3色 |
||
同製品は、「OLYMPUS PEN Lite E-PL1」の改良モデル。キットに同梱される標準ズームレンズがさらに小型軽量化し、ボディと標準ズームレンズを組み合わせたレンズ交換式デジタルカメラでは、世界最軽量クラスの454gを実現している。
標準ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II」と、望遠ズームレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6」には、動画撮影にも最適化した「MSC(Movie&Still Compatible)」機構が搭載され、俊敏で静粛なオートフォーカスが可能となった。
|
「OLYMPUS PEN Lite E-PL1s ダブルズームキット」 |
また、新ユーザーインターフェイス「ライブガイド」の採用によって、背景をぼかしたり、被写体の動きを止める、鮮やかさを変更するといった、一眼カメラならでは表現が簡単に行えるようになったほか、ライブビューに「撮影のヒント」を表示することも可能。
色をカラフルで印象的に強調する「ポップアート」、柔らかいトーンの中で空気感を表現する「ファンタジックフォーカス」、トイカメラで撮ったような作風になる「トイフォト」のほか、「ラフモノクローム」「ジオラマ」「ジェントルセピア」といった計6種類のアートフィルターも搭載され、カメラだけでアーティスティックな表現が行える。
|
2.7型ハイパークリスタル液晶を搭載する |
センサーには有効画素数1,230万の4/3型ハイスピードLive MOSセンサー、画像処理エンジンには「TruePic V」を搭載し、ISO6400の高感度撮影に対応。新安全基準に対応したリチウムイオン電池「BLS-5」と充電器「BCS-5」を同梱する。
そのほか主な仕様として、約23万ドットの2.7型ハイパークリスタル液晶を搭載し、記録メディアはSD / SDHCカードに対応。突起物を含まない本体サイズは114.6(W)mm×72.2(H)mm×41.5(D)mmで、本体のみの重さは約296g。
