WZソフトウェアは28日、同社のテキストエディタ「WZ EDITOR」シリーズ最新版となる「WZ EDITOR 7」ダウンロード版を価格7,418円で発売。優待版は価格5,355円、バージョンアップ版は価格3,255円で販売している。パッケージ版も11月下旬より価格10,290円で販売する。対応OSは、Windows XP / Vista /7(32/64ビット)。なお、同社Webサイトでは体験版も公開している。

製品はテキストや縦書き原稿、論文作成からTex、プログラミング用途など幅広く利用できるテキストエディタで1995年から提供されているシリーズ。今回発売される「WZ EDITOR 7」では、編集テキストの自動分析による入力支援機能「WZ-Research」を搭載している。同機能は、[挿入]→[入力とIME]→[リサーチ入力モード] でオン状態になり、編集中のテキストを分析して、候補一覧を表示。「↓」キーで候補を選択できるのでキー入力数の削減に寄与してくれる。日本語語句のほか、英単語、プログラムブロック・変数・関数名、HTMLタグ・CSSアトリビュート、TeXコマンドの補完などにも対応する。

「WZ-Research」

WZ7専用のかな漢字変換機能「WZ-IME」を搭載しており、日本語の高速入力を可能にする。辞書への学習を必要とせず、テキスト中の語句から変換候補を表示。ルビ付きの変換入力にも対応する。また、WZ-IMEは、WindowsのIMEとは独立して動作するため、他のIMEとの併用も可能になる。そのほか編集機能では、従来からのアウトライン機能に加えて、複数の見出しを選択して、入れ替えるなど「ブロック編集」にも対応するなど多数の新機能を搭載している。

WZ7専用のかな漢字変換機能「WZ-IME」