毎日コミュニケーションズは9月29日(水)、パソコン総合誌「PCfan11月号」を発売する。
メイン特集は「マザーボード大全 2010」。パソコンにおける母艦ともいえる基板「マザーボード」には、ソケット、スロット、コネクタ、チップ、電子回路(コンデンサなど)といった部品が搭載されており、さまざまなパーツが接続される。PCを形作る最も大切な存在で、その全体像、チップセットのトレンド、製品独自の機能については、自作ユーザーでなくとも理解しておきたいところだ。さらに、コストパフォーマンス重視からハイエンドまで、計50ものマザーボード製品を紹介。購入時はもちろん、イマドキのマザーボードを知るうえで、本特集は大いに参考になることだろう。
「CPUはもちろんのこと、メモリやグラフィックスカードなどPCを構成するパーツはすべて『マザーボード』に接続されて初めて動作する。この現実を見れば、マザーボードがいかに大切な存在であるかがわかるだろう。この特集では、PCの"中枢"を担うマザーボードの基本構造や流行を徹底的にチェック。さらには、PCfan編集部が選びぬいた注目製品も紹介する」(第1特集より)
マザーボードの全体像を解説。その基本的な構造や、搭載されるチップセットを知れば、マザーボードへの理解も早くなる。製品カタログでは、インテル製CPU対応とAMD製CPU対応に分けて紹介。注目製品のレビューも掲載している |
特別付録は「コードアイコン」。パソコン本体にはディスプレイ、プリンタ、外付けHDDなど、さまざまな周辺機器が接続されるが、この電源ケーブルはごっちゃになりがちだ。タップに接続された数多くの電源ケーブルが、それぞれどのデバイスのものなのか……机の下で悩んでしまうこともあるだろう。電源ケーブルのプラグ付近にカラフルな「コードアイコン」を挟み込んでおけば、どのケーブルがどのデバイスのものなのか認識しやすくなる。「コードアイコン」にはパソコンやディスプレイなどのイラストが入ったシールを貼っておくことで、効率よくケーブルを管理できる。
デジカメやパソコンは、数多くのニューモデルが登場した。「秋の最新デジカメ パーフェクトカタログ」特集では、デジタルカメラの新製品を一挙紹介。ズームの高倍率化、3D立体視への対応など、最新のトレンドを押さえた魅力的なモデルがお目見えした。加えて、人気のミラーレス一眼カメラ3機種を徹底比較してみた。
パソコンも多様な秋冬モデルが投入されている。「2010PC秋冬モデル 最新コレクション」特集では、3D立体視への対応、地デジノートの拡充といった進化に注目してほしい。
また、パソコンを使っていると、OSの起動に時間がかかったり、全体的に動作がのんびりだったり、アプリケーションのレスポンスが悪かったりすることがある。PC利用時に感じるストレスの大半は、動作速度にあるといってよいだろう。「パソコン快適化大作戦」特集では、極力オカネをかけずにパソコンを高速化・快適化するテクニックを解説する。
そのほか、新作のオンラインRGP「ファイナルファンタジーXIV」体験レポートや、同ゲームに最適なGPU・CPUのリサーチ特集を掲載。期待の「FF14」を快適にプレイするためにも、ぜひチェックしたいところだ。
さらに、10周年を迎えた「Amazon.co.jp」の多彩な商品・機能・サービスをこの機会に整理してみた。「Amazonの歩き方」特集では、この10年で急拡大したアマゾンの動きを俯瞰するとともに、その方針を探るべく同社へのインタビューを行っている。