ペンタックス(HOYA)は9日、本体前面デザインを自由にカスタマイズして着せ替えが楽しめるコンパクトデジタルカメラ「PENTAX Optio RS1000」を10月中旬に発売すると発表した。価格はオープン。予想市場価格は17,800円前後。

コンパクトデジタルカメラ「PENTAX Optio RS1000」。3種類の着せ替えシートを付属する

Optio RS1000は、有効1400万画素の1/2.33型CCDと、約23万ドットの3.0型液晶モニター、広角27.5~110mm相当の光学4倍(インテリジェントズーム時は最大26.8倍)ズームレンズなどを名刺サイズの小型軽量ボディに凝縮したコンパクトデジタルカメラ。

ボディ前面に着脱可能なアクリル製透明パネルを採用し、パネル内側に専用のデザインシートを装着することで簡単に外観を変更することができ、まさに"その日の気分で"カメラの着せ替えを楽しめる。付属のデザインシート以外にも、トレーシングテンプレートや同社Webサイトからダウンロードできる専用のアプリケーションを利用することで、撮影した写真のプリントや雑誌の切り抜き、ポスター、手描きイラストなどからオリジナルのデザインシートを作成することも可能だ。

十字キーのデザイン、配色などにもこだわりが

さらに、被写体の状況をカメラが判断し、撮影モードを15シーンから自動選択してくれる「オートピクチャー」や、「スマイルキャッチ」、「小顔フィルター」、「美肌」モードなどを備えた顔検出AF&AEに加え、「トイカメラ」や「レトロ」、「セピア」など9種類のデジタルフィルターを搭載。1280×720ピクセルのHD動画撮影にも対応する。手ブレ軽減機能は、静止画、動画ともに電子式を採用した。

本体サイズは、92(W)mm×56(H)mm×20.5(D)mmで、電池とメモリーカードを含めた重量は約130g。静止画の最大撮影枚数は、約210枚(専用バッテリー使用時)。