ニコンは19日、機能性とデザイン性を両立したデジタルカメラ「COOLPIX(クールピクス) Sシリーズ」から、「COOLPIX S5100」を9月2日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は2万5,000円前後。
同製品は、「高感度低ノイズ」「モーション検知」「レンズシフト方式手ブレ補正(VR)機能」「フラッシュ制御」という4つの機能によって実現する「夜撮りキレイテクノロジー」を搭載。さらに、手持ちと三脚使用のどちらなのかをカメラが自動判別して、撮影状況に応じた最適な設定を行う「手持ち / 三脚夜景検出機能」を追加したことで、より手軽にブレを抑えた夜景撮影を可能にしている。
また、起動時間約0.75秒、AF時間約0.22秒、撮影タイムラグ約0.3秒という高速レスポンス機能により、一瞬のシャッターチャンスはもちろん、動きのある被写体の撮影時にもすばやく反応するとのこと。
レンズには、35mm判換算で広角28mmからの光学5倍ズームレンズを搭載し、撮像素子の有効画素数1,220万ピクセル、画像処理エンジンは高感度時に発生しやすいノイズを効果的に低減する高感度対応の「EXPEED C2」を採用する。
そのほか、専用の「動画撮影ボタン」よってワンタッチで撮影が開始できるHD動画撮影機能(1280×720 / 30fps)、最大10コマまで連続撮影から最もブレの少ない画像を自動選択して保存する「BSS(ベストショットセレクター)」、簡単にきれいなポートレート撮影ができる「ベストフェイス機能」、検出した被写体を自動的に追い続ける「ターゲット追尾」、自動で最適な設定を行う「おまかせシーンモード」などを搭載。
記録メディアは約32MBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHCカードに対応。突起物を含まないサイズは、約97.1(W)mm×56.9(H)mm×21.6(D)mm、バッテリーとメモリーカードを含んだ質量は約132g。