「筆まめVer.21」

クレオは、同社のはがき住所禄ソフト「筆まめ」シリーズ最新版となる「筆まめ Ver.21」を9月3日より発売する。製品は通常版 / アップグレード・乗り換え専用版、それぞれCD/DVD版が用意される。価格は、通常版が6,380円、乗り換え版が3,680円。ダウンロード版となる「筆まめSelect2011」(価格3,400円)、「筆まめSelect2011 年賀編」(価格1,800円)も同日より同社サイトや各ECサイトで販売される。対応OSは、Windows XP / Vista / 7。また、イメージキャラクターに上戸彩さんを起用することも発表した。

製品は累計出荷本数954万本を誇る「筆まめ」シリーズの最新版となり、2009年9月に発売した前バージョン「筆まめVer.20」の出荷本数52万本のはがき・住所禄ソフトになる。ソフトはデジカメなどで撮影した写真を指定、クリックするだけで何通りものデザインを試しながら即座にオリジナルの年賀状を作成できる「デジカメデザイナー」や、33,300点(DVD版)/9,300円(CD版)と同梱される多数の素材などデザインを選択し、文章を変えるだけで作成できる「特急デザイナー」など手軽に本格的な年賀状を作成することができる。新バージョンとなる「筆まめ Ver.21」では、「初心者や年配の方が安心して使える」「デジカメ写真から楽しく年賀状が作成できる」「既存機能をさらに使いやすく、ユーザーの変化する要望に応える」の3点をテーマとして開発されている。

起動画面

新搭載される「しんせつモード」では、銀行ATMのような大きなボタンで"恩師・先輩・上司"や"友人・同僚"など送る相手、"定番"や"スタイリッシュ"、"和と伝統"、"シンプル"などの雰囲気を選択してお好みの年賀状を完成させる。また、パーツコントローラーでは、ゲームのコントローラーのような上下左右の矢印や回転・重なり順・大きさなどのボタンを用いて写真やイラスト、文字などの操作が可能になったほか、デジカメ写真での年賀状作成では、デザインの枠組みを決定し、多数の写真を自動的に配置してくれるフォトコラージュ機能、お気に入りの写真を版画風、油絵風、ちぎり絵風などに加工してくれる「筆まめアトリエ」などユニークな機能も搭載されている。また、画像の透明化・反転、往復はがきへの対応、うす墨印刷など既存の機能への強化も多数行われている。

銀行ATMのような大きなボタンで簡単に「しんせつモード」

最大512枚の写真配置も可能なフォトコラージュ機能

「筆まめアトリエ」

製品を手にとる上戸彩さん

同日発売となる「筆まめ純正デザイン集2011 年」(価格3,990円)では、定番の筆文字デザインや墨絵デザインなど"和と伝統"が追加されたすぐに使えるはがきザイン1,279点、干支や縁起物、背景などのイラスト1,030点が収録されるほか、特典としてペンで書いた行書と楷書の中間書体「ARペン行楷書体 M」、木板を並べたような書体「AR板体E」2書体のTrue Typeフォントなどが提供される。

製品のイメージキャラクターには上戸彩さんが起用され、ソフトを強力にPRする。同社では、幅広い世代に愛される上戸彩さんの明るく元気なキャラクターが、世代を問わず"年賀状"というコミュニケーションの楽しさを伝えていく"筆まめ"のコンセプトにマッチしているとする。9月3日から筆まめキャンペーンサイト「筆まめナビ」において、期間限定特別Webサイト「上戸彩の年賀状ナビ」が公開、上戸彩さんの直筆メッセージ入り年賀状やオリジナル壁紙がもらえるキャンペーンなどが実施される。