本製品には、Bluetooth接続のキーボード「Wireless Keyboard」と、レーザーマウス「Magic Mouse」が付属している。キーボードはテンキーが省略されたタイプで、MacBookなどのノート型Macとほぼ同じキーレイアウトになっている。

Magic Mouseは、上面部全体にマルチタッチセンサーが組み込まれており、簡単なジェスチャーで360度スクロールや画面のズーム、ページ切り替えなどを行うことができる。

製品には、Bluetooth接続のキーボード「Wireless Keyboard」と、レーザーマウス「Magic Mouse」が付属する。キーボードは、各キーが独立したアイソレーションタイプのもので、テンキーは省略されている

Magic Mouseの設定画面。2本指までのマルチタッチ操作に対応している

なお別売の「Magic Trackpad」を使えば、より多様なジェスチャーを利用することが可能だ。Magic Trackpadは、MacBookなどのノート型Macに搭載されているトラックパッドを大きくしたような入力デバイスで、2本指でのスクロールや回転、3本指でのスワイプやドラッグ、4本指でのスワイプによるアプリケーション切り替えなど、非常に多彩なマルチタッチ操作を利用することができる。ドライバの設定画面では、ジェスチャーを動画で説明してくれるため、初めて使う場合でもすぐにコツが飲み込めるはずだ。

実際に使ってみたが、MacBookなどのトラックパッドよりも面積が広い分、細かな操作もコントロールしやすいという印象だ。とくに、Webブラウズなどはマウスよりも快適に行える。ただし、Photoshopなどのレタッチソフトで画像を編集する際は、マウスの方が操作しやすかった。もっとも、このあたりは慣れの問題かもしれない。

ちなみにこのMagic Trackpad、天地のサイズと高さがiMacに付属のWireless Keyboardと同じになっており、ピッタリくっつけて並べることができる。ディテールにもこだわるアップルらしいデザインだ。

付属のWireless Keyboardと、別売の「Magic Trackpad」を並べたところ。天地のサイズや高さが同じで、ぴったりくっつけられる

Magic Trackpadの設定画面。最大4本指までのマルチタッチ操作に対応している

Magic Trackpadの左側面。硬貨などでスタンド部の円形のフタを外すと、単三電池を交換できる。電池は2本使用するが、意外と保ちはいい

Magic Trackpadの右側面。スタンド部に電源ボタンが内蔵されており、押すことで電源のオン/オフを切り替えられる