タオ エンタープライズは、マイクロATXサイズのタワー型PCケース「ff (フォルテッシモ)ST-560T-B」を発表した。同社「SHADOW F」の後継機種で、主に拡張性などが向上している。発売日は8月6日で、価格はオープン。

「ff (フォルテッシモ)ST-560T-B」

従来機種のSHADOW Fから、SLIやCrossFireを柔軟に構築できるように、拡張スロットを5段に強化したほか、マザーボード取り付けパネルに穴を追加して、バックプレートタイプのCPUクーラー交換が用意になった。また、フロントパネルは光沢無しのデザインを採用し、内部のブラック塗装は省かれている。

SHADOW Fの特徴でもあった「シャドーフレームベイ」は健在

主な仕様は、対応マザーボード規格がマイクロATX、対応電源はATX(電源無し)。ドライブベイは、5インチ×2、3.5インチ×1、3.5インチシャドウ×1で、ほか本製品の特徴でもあるシャドーフレームベイとして、3.5インチシャドウ×4 or 2.5インチシャドウ×6。拡張スロットは5基分。冷却ファンはフロント12cm×1、リア12cm×1で、オプションでフロント12cm×1を追加可能。フロントI/OはUSB×2、オーディオ入出力。本体サイズはW185×H360×D394mmで、重量は4.38kg。