富士フイルムは21日、1420万画素CCDとフジノン光学式5倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「FinePix Z80」を発表。発売は8月7日を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は2万5,000円前後。

薄さ20.1mm(最薄部18.1mm)のスリムボディを採用した「FinePix Z80」。ボディカラーは、ピンク、ラベンダー、ミント、ブラウンの4色

FinePix Z80は「FinePix Z70」の後継機種となるコンパクトデジタルカメラ。自動シーン認識機能「シーンぴったりナビ」や最大6人まで一度に検出できる「顔キレイナビ」を搭載したほか、静止画撮影中でもワンタッチで1280×720ピクセルのHD動画撮影を開始する「動画撮影ボタン」を備える。また、「アップロードボタン」を採用。これにより撮影した動画や画像を設定なしでYouTubeやFACEBOOKにアップロードすることが可能となっている。

さらに、複数回に分けて撮影した動画をつなげて1つの動画ファイルとして保存する「つなぎ撮り」モードや、セピアや白黒に編集できる「動画加工」といった、多彩な動画用機能を搭載した。

このほか、フォトブックにしたい画像を一枚ずつ選択しグルーピングするなどフォトブック注文を手軽に行えるようにする「フォトブックアシスト」機能、カメラをぐるっと動かすことでパノラマ写真が撮影できる「ぐるっとパノラマ」機能なども搭載している。

撮像素子は1/2.3型の正方画素CCD原色フィルターを採用。焦点距離は36mm~180mm相当(35mm判換算)。開放F値はF4.0(W)/F4.8(T)。撮影感度はAUTO、ISO100/200/400/800/1600(標準出力感度)。電子手ブレ補正を装備。記録メディアはSDメモリーカード/SDHCメモリーカード。本体サイズは91.0(W)×57.1(H)×20.1(D)mm、重さは約128g(本体のみ)。