オリンパスは15日、これまで提供していたソフトウェア「OLYMPUS Master 2」および「OLYMPUS Studio 2」に替わる新ソフトウェアとして、「OLYMPUS Viewer 2」を2010年5月上旬から無償で公開すると発表した。
これに伴い、OLYMPUS Studio 2は、2010年4月27日をもって、製品版のライセンス販売と体験版のダウンロードサービスを終了。今後はOLYMPUS Viewer 2で、画像の選別やRAWデータの現像などの作業をOLYMPUS Studio 2と同様の操作でひき続き行えるとしている。
OLYMPUS Viewer 2では、アートフィルター効果を加えたRAW現像や、人物の肌をなめらかにする「eポートレート」機能、動画のカットや結合ができる編集機能などをOLYMPUS Master 2およびOLYMPUS Studio 2から継承するほか、3月に発売されたマイクロ一眼の新モデル「OLYMPUS PEN Lite E-PL1」にも対応。さらに、E-P1で撮影したRAWデータの「ジオラマ」および「クロスプロセス」によるアートフィルター現像が可能となる。Windows7やMac OS X Snow Leopardなどの最新OSにも対応している。
E-PL1には、撮った画像を撮影日・人物・位置情報などで分類整理できる新しい画像管理ソフトウェア[ib]を同梱しているが、同社では「OLYMPUS Viewer 2も用意することで、快適に作業いただける環境を提供する」としている。