ブラウザから独立したウィジェットを試す

「Opera 10.50」では、「Opera Widgets」と呼ばれるウィジェットがブラウザ本体から独立して動作するように進化している。ブラウザを終了した後でも、ウィジェットだけを起動しておくことが可能になった。ウィジェットをインストールするには、メインメニューから[ウィジェット]を選択し、[ウィジェットを取得]をクリックしよう(図19)。すると、「Opera Widgets」のWebサイトが開き、好みのウィジェットを選んでインストールできる(図20)。

図19 メインメニューの[ウィジェット]から[ウィジェットを取得]を選択しよう

図20 「Opera Widgets」のサイトが開き、このサイトでウィジェットをインストールできる

ここでは、「GoogleToolBar」ウィジェットをインストールしてみる。ウィジェットのページを開いたら、右側の[Launch]ボタンをクリックする(図21)。

図21 [Launch]ボタンをクリックしてダウンロードを行う

ダウンロードが行われ、図22のようなダイアログが表示される。インストールを行う前に、[カスタマイズ]ボタンをクリックしよう。インストールオプションのダイアログが表示されるので、「デスクトップ」にチェックを入れて、ショートカットアイコンが作成されるようにしておく(図23)。

図22 インストールの前に、まず[カスタマイズ]ボタンをクリックしよう

図23 「デスクトップ」にチェックを入れると、デスクトップにウィジェットのショートカットが作成される

[OK]ボタンをクリックして元のダイアログに戻ったら、[インストール]ボタンをクリックしてインストールを開始する(図24)。インストールはすぐに完了するので、[完了]ボタンをクリックしてダイアログを閉じよう(図25)。

図24 [インストール]ボタンをクリックして、ウィジェットをインストール

図25 [完了]ボタンをクリックして、ダイアログを閉じる

すると、図26のようなツールバーのウィジェットが起動する。アイコンをクリックして、Googleの各サイトに素早くアクセスできるほか、一番左のボックスにキーワードを入力してWeb検索を行うことも可能。また、ツールバーの左下にマウスカーソルを合わせた時に表示される矢印をクリックすれば、ツールバーの表示が変化する(図27)。

図26 「Google ToolBar」ウィジェットが起動する

図27 左下の矢印をクリックすると表示が変わる。右上にはウィジェット用の[閉じる]ボタンや[設定]ボタンが表示されている

これらのウィジェットは、「Opera」を終了してもそのまま動作する。さらに、デスクトップに作成したショートカットアイコンをダブルクリックすれば、「Opera」を起動させずにウィジェットだけ起動することもできる(図28)。なお、ウィジェットをアンインストールする場合は、メインメニューの[ウィジェット]から[ウィジェット設定]を選択してウィジェットのパネルを表示し、ウィジェット名を右クリックしてメニューの[アンインストール]を選択する(図29)。

図28 Operaを起動していない時でも、作成したショートカットでウィジェットだけを起動できる

図29 メインメニューやパネルのバーからウィジェットの設定パネルを開き、右クリックでウィジェットのアンインストールを行う