Core i7-900シリーズに新モデル

Intelの「Core i7」プロセッサに新モデルが登場した。製品は「i7-960」(3.20GHz)と「i7-930」(2.80GHz)の2種類。LGA1366パッケージ、8MBのL3キャッシュ、130WのTDPなど、主要スペックは従来の900番台と同じく、それぞれ、i7-950とi7-920からのクロックアップ版となる。価格は、i7-960が54,500円~58,000円前後、i7-930が28,000円~30,000円前後。

ハイエンドCPU「Core i7」の900番台としては久しぶりとなる新モデル

クロックは向上したが、価格自体は従来のi7-950/920からほぼ据え置き

Intel純正のClarkdale向けMini-ITX

Intelの「DH57JG」は、H57 Expressチップセットを搭載するMini-ITXマザーボード。以前、ZOTACからH55チップセットを搭載したモデルは出ていたが、Mini-ITXで、H57搭載モデルは初となる。価格は13,000円~14,000円と非常に安い。H57チップセットなので、RAIDも利用できる。

H57チップセットを搭載する初のMini-ITXマザーボード「DH57JG」

オンボードのSATAは4ポート。これでRAID 0/1/5/10を構築できる

グラフィックス出力端子は、DVIとHDMI。ClarkdaleコアのCPU(Core i5-600/Core i3-500/Pentium G)を搭載することで、内蔵グラフィックスが利用可能になる。最安のPentium G6950の価格は大体9,000円前後。マザーボードとあわせても2万円超なので、コストパフォーマンスは高そうだ。

バックパネル。USBポートが6個のほか、eSATAポートもある