PCショップ「ドスパラ」およびオリジナルPC「Prime」を展開するサードウェーブは、並列演算処理特化の多目的GPUコンピューティングマシン「Fractica」(フラクティカ)シリーズ最新機種、「Fractica i3」を発売した。ラインナップは、タワーモデル(i3)と4Uラックモデル(i3R)の2タイプで、それぞれBTOに対応。直販価格は、タワーモデル(i3)が74,000円から、4Uラックモデル(i3R)が85,500円から。

「Fractica i3」タワーモデル(i3)

「Fractica i3」4Uラックモデル(i3R)

Fractica i3は、並列演算処理ハイパフォーマンス・コンピューティング・システムを高いコストパフォーマンスで実現する「Fractica」シリーズのエントリーモデル。GPUカードは「VGA表示用グラフィックボード+NVIDIA Tesla C1060 1枚」と「AMD FireStream 9250/9270 2枚」の両方に対応し、用途や使用環境に応じていずれかを選択できる。

標準構成は、CPUがIntel Core i3 530(2.93GHz)、チップセットがIntel P55 Express。メモリは4GB(最大16GB)、ストレージは500GB HDD。グラフィックス機能はNVIDIA GeForce 8400GS。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。

ネットワーク機能は、10/100/1000BASE-T対応有線LAN(Realtek RTL8111DL)。インタフェースは、HDMI、DVI-I、D-Sub、USB 2.0×8(2ポートはeSATAと排他利用)、eSATA×2、IEEE1394。

タワーモデル(i3)のサイズはW198×D402×H371mmで、4Uラックモデル(i3R)はW485×D530×H176mm。