オリンパスイメージングは2日、薄型デザインとズーム性能を追求したコンパクトデジタルカメラ「μ(ミュー)」シリーズより、10倍ズーム搭載の「μ-9010」と、5倍ズーム搭載の「μ-5010」を2月下旬に発売すると発表した。いずれも価格はオープンで、推定市場価格はμ-9010が4万円前後、μ-5010が3万円台前半となっている。
いずれの製品も、1280×720ピクセルのハイビジョンサイズでMPEG-4 AVC / H.246形式の動画撮影が行えるコンパクトデジタルカメラ。1回の撮影で保存できる時間は最長で29分、ファイルサイズは最大4GBまでとなる。本体にHDMI端子が装備されており、別売のケーブル(CB-HD1 : 3,990円)を用意すれば、録画した動画をハイビジョンテレビなどに出力することも可能。
また、PCと接続した際に新しい画像を自動でPCへ転送するほか、撮影日ごとの分類や写っている人物を認識して人物ごとの分類なども行える画像管理ソフトウェア「ib(アイビー)」が付属(Windows用)。同ソフトを使ってカメラに写真を書き出せば、日付や場所、人物の情報などから写真を検索する同カメラの機能「フォトサーフィン」や、ダイヤル回して写真をコマ送りできる「スクロールダイヤル」などが利用できる。
このほかの機能として、CCDシフト方式手ぶれ補正機構と高感度撮影を併せることで手ぶれや被写体ぶれを軽減させる「DUAL IS」や、撮影時に自動でシーンを判別して最適な設定を行う「おまかせ♪iAUTO」などを搭載する。
μ-9010は、焦点距離が28~280mm(35mm換算)の光学10倍ズームレンズを搭載し、記録メディアは2GBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHCカードに対応する。本体サイズは94(W)mm×57.6(H)mm×31.1(D)mmで、電池とメモリーカードを含んだ重さは171g。
μ-5010は、焦点距離が26~130mm(35mm換算)の光学5倍ズームレンズを搭載し、記録メディアは1GBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHCカードに対応する。本体サイズは94.7(W)mm×55.8(H)mm×19.9(D)mmで、電池とメモリーカードを含んだ重さは126g。