そのまま捨てて大丈夫? － Windows 7に対応した「HD革命/Eraser Ver.2」

データの削除と復元を試す

HD革命/Eraserの実行の前に、実際にデータを削除し、復元ツールを使って復元作業を行ってみよう。いったん、HD革命/Eraserを終了する。ここではコンパクトフラッシュメモリに、100枚のJPEG画像データを保存する(図12)。

この状態から、すべてのファイルを削除する(図13)。

ここで、復元ツールを使ってみる。使用したのは、オープンソースのPhotoRecというツールである。

復元作業が完了したものが図15である。

ファイル名は正しくないが、削除したデータの100点、すべてが復元されてしまった(図16)。

HD革命/Eraser Ver.2で完全消去を実行

では、今度は、HD革命/Eraserで消去を行ってみよう。HD革命/Eraserランチャーを起動し、[各種記憶媒体の消去]を選択する。するとディスク、パーティションの選択画面となる。

ここで、消去したいディスク、もしくはパーティションを選択する。ここで誤ると絶対に復旧できなくなるので、慎重に作業しよう。ここでは、リムーバブルとなっているディスク2を選択する。次に、消去方式を選択する。ここは、推奨のある[乱数値で消去(推奨)]を選ぶ。

ここで、[実行する回数]を増やすとより確実となる(その分時間もかかるが)。[次へ]をクリックすると確認がでる(図19)。

[はい]で消去が始まる(図20)。

消去が完了したのが、図21である。

[完了]でHD革命/Eraserを終了する。