東芝は17日、デジタルハイビジョンテレビ「REGZA」の新モデル「32A900S」を発表した。発売は12月22日を予定している。価格はオープンで、市場価格は10万円前後と予想される。
32A900Sは、32A9000の後継モデルとなるシンプルな32V型の液晶テレビ。搭載しているチューナーは地上/BS/110°CSデジタル×1に、地上アナログ×1。パネルはVA方式の1366×768。映像エンジンは、メタブレインプロを採用する。録画機能や、倍速駆動など、上位機種に搭載される機能は装備されていない。このように、基本的な性能は従来モデルから変更されていないが、大きく変わったのはスタンド部分で、従来は四角い形状だったのに対して、新モデルではブーメラン型のスタンドを採用。これにより、左右に約15°ずつの角度調節が可能になった。
本体のサイズは、786(W)×574(H)×266(D)mm(スタンド込み)、質量は13kg。定格消費電力は127Wで年間消費電力量は95kWh/年。