日本ビクターは24日、新開発のデュアルプロテクト構造と高磁力ドライバーユニットを採用したアウトドア用密閉型ステレオヘッドホン2製品を発表した。発売は、コード長を調整できる自動巻取り機構を採用した「HP-S560」が10月上旬で、付属の0.7m延長コードによりコード長が選べる「HP-S360」が9月上旬。価格はオープン。推定市場価格は、HP-S560が4,000円前後、HP-S360が3,000円前後。

巻取り機構を採用したHP-S560

0.7m延長コードが付属するHP-S360

両製品とも、ドライバーユニットの前面と背面にプロテクターを配置することで、剛性を高め、再生音に歪をもたらす不要な共振を抑える新開発「デュアルプロテクト」構造と口径30mmの高磁力ネオジウムドライバーユニットを採用。薄く折りたたむ、コンパクトに折りたたむなど、持ち運びやすさにも配慮した。また、横回転スイーベル機構や反転ハウジングの採用により、片耳でのモニタリングも可能となっている。

HP-S560は、コードを0-1.2mの間でに調整でき、本体ハウジング内に巻取り可能。バッグ等への収納時に、コードの絡まりを防いでいる。HP‐S360は、0.8mコードに加え、バッグに入れて使用する際に便利な0.7m延長コードも付属する。