米NVIDIAは5月26日 (現地時間)、2009年9月30日から10月2日に米カリフォルニア州サンノゼで「GPU Technology Conference」を開催することを発表した。対象は、開発者、エンジニア、研究者など。GPUを活用した最新のコンピューティング・ソリューションに参加者が触れられる場になる。

同カンファレンスは以下の3つのサミットで構成される。

  • GPU Developer Summit:GPUコンピューティング・アプリケーションを手がける開発者やプログラマー向けのテクニカル、チュートリアル、パネル・セッション。

  • NVIDIA Research Summit:サイエンスおよびエンジニアリング・リサーチ分野におけるGPU活用を議論する研究者向けセッション。

  • Emerging Companies Summit:起業家や投資家、コンサルタントなどが参加する場で、GPUコンピューティング分野の60以上のスタートアップ企業によるプレゼンテーションが行われる。

また合計3つの基調講演が予定されており、初日のオープニング基調講演はNVIDIA CEOのJen-Hsun Huang氏が担当する。

なおGPU Technology Conference直前の9月22日から24日に、米Intelがカリフォルニア州サンフランシスコで開発者カンファレンス「Intel Developer Forum (IDF)」を開催する。昨年に続き夏の終わりを迎えるシリコンバレーで、IntelとNVIDIAによるGPUコンピューティング市場をめぐる綱引きが展開されそうだ。