Structure Synthは、ユーザーが規定したルールに従って3D描画を繰り返し行い構造物を作成していくオープンソースソフト。位置情報や回転、色などの情報を繰り返し描画するプログラムを用いることで様々な構造物を作成できる。作成した構造物は、bmpやpngなどにも書きだせるのでいろいろ利用方法もありそうだ。

「Structure Synth」

flickr上にある作例には、Structure Synthを利用した逸品が展示されている。凝ったものを作成するには、大変だが簡単な使い方を習得して描画するだけでも充分たのしめる。比較的簡単なサンプルソースがソフトには同梱されているので、ソースコードの一部を変えて"プレビュー"という操作の繰り返しである程度初心者にも学べるのもお勧めな点となる。対応OSは、WindowsやLinuxからMacOS Xまで広く対応する。

注意:本稿では、ソフトウェアのインストールを行っていますが、ソフトウェアの利用は使用者の責任で行ってください。

Structure Synthのインストール

Structure Synthをインストールするには、SourceForge.netのStructure Synthサイトへ行き、Downloadをクリック(図1)。

図1 SourceForge.netのダウンロードページで"Download"をクリック

Release Versionが表示されるので、ここではVersion 0.9.5(Haiku)の横列にあるDownloadをクリックする(図2)。

図2 バージョン名が表示。ここでは0.9.5をクリック

OSごとのインストーラーが表示される。ここでは、Windows対応のStructureSynth-Windows Binary v0.9.5.zipをクリックする(図3)。

図3 ここではWindows版のStructureSynth-Windows Binary v0.9.5.zipをクリック

ダウンロードが開始されるので適切な場所に保存する(図4)。

図4 zipファイルを適切な場所に保存

ZIP形式に圧縮されているのでこれを解凍し、フォルダを保存、この中にあるStructureSynth.exe(図5)をダブルクリックするとStructure Synthが起動する。

図5 StructureSynth.exeをダブルクリックすると起動

中央に表示されるロゴはクリックすると画面から消える(図6 図7)。

図6 中央に表示されるロゴをクリックで消す

図7 ロゴが消える