PCパーツでのトピックスは、マザーボードがX58 Expressを搭載した「ECLIPSE Plus」「X58M」、グラフィックスカードではGeForce GTX 260を搭載した高級モデル「N260GTX Lightning」。ECLIPSE Plusは、プレゼンテーションによれば間もなく発売で、連休明け? との話も。nForce 200を搭載しフル16レーン3本の3-way SLIを利用できるほか、オーバークロック機能なども満載だ。

ECLIPSE Plusのデモ機はN275GTX Twin FrozrのSLI構成で動作中

nForce 200搭載X58マザーボードECLIPSE Plusは近日発売予定

ECLIPSE Plusのボードとパッケージ。青のヒートシンクカバーが目立つ

OCダイアルでボリュームつまみからFSB等を設定できる

ドライブブースターと名付けられたハードウェアRAIDチップも搭載

X58MはN260GTX Lightningと合わせて展示されていた。省スペースPCでCore i7 PCを構築できることに加え、APSにより使用するフェーズ数を自動調節する。スタッフによれば、DrMOSは採用していないが、1つのフェライトコアに対し3つのMOSFETを組合せており、電源効率は十分に高いとのこと。

マイクロATXでCore i7が楽しめるX58M。実売2万円程度で、X58マザーボードのエントリーとしても魅力。ケース上の5インチベイアクセサリはN260GTX Lightning付属のAir Force

アクティブフェーズスイッチ(APS)は、使用するフェーズ数を自動制御するとともにLEDで通知

N260GTX Lightningは独自設計基板と高性能コンポーネントの採用、タッチパネル機能付きモニタ「Air Force」などが特徴。プレゼンではAir Forceによるコントロール機能が解説された。5つの動作モードをWindowsアプリケーションから設定でき、パネルから選択できるとともに、5つのスライダーでリアルタイムでクロックや電圧を変更可能とのこと。N260GTX Lightningは数量限定の製品だ。ファンに隠れた基板部分はなかなか伝わりにくいところなので、下の写真を参考にしていただきたい。

低発熱、低電力、そしてオーバークロック機能を備えるN260GTX Lightning

N260GTX Lightningパッケージ

N260GTX Lightningのファンを取り外してもらったところ

こちらは電源部の拡大。リファレンスカードとはコンポーネントの位置が異なるほか、メモリとフェライトコアに挟まれてHi-C Capが使用されている

このほか会場にはMmeory LoverのSocket AM3対応版という「790GX-8D」が参考展示されていた。試作品とのことで製品版では大きな変更があるかもしれないとされる