米Seagateは、デスクトップ向け3.5インチHDDの新シリーズとして、低消費電力が特徴の「Barracuda LP」シリーズを発表した。一般的なHDDと比較して消費電力を50%近く減らすことに成功しているという。

「Barracuda LP」シリーズ

容量別に2TB、1.5TB、1TBの各モデルをラインナップする。シリーズ名の「LP」はLow-Powerの略。同社の公開データシートによれば消費電力は2TB/1.5TBモデルが動作時平均6.8W/アイドル時平均5.5W、1TBモデルが同5.7W/3.0W。

動作音も低く、2TB/1.5TBモデルがアイドル時25dB/シーク時26dB、1TBモデルが同19dB/20dB。ほか全モデル共通で、データ転送速度は95MB/s、レイテンシは5.5ms、キャッシュ容量は32MB。インタフェースはSATA 3.0Gb/s。ただ、回転数はやや遅めで5,900rpmとされている。