docomo PRO series BlackBerry Bold(RIM製)

NTTドコモは10日より、充電中に発熱することから販売を見合わせていた「docomo PRO series BlackBerry Bold」(RIM製)の販売を再開すると発表した。なお、既に同端末を所持するユーザー向けにソフトウェア更新の提供を開始している。

BlackBerry Boldは、ドコモの最新技術やサービスに対応した「docomo PRO series」にラインナップされるストレートタイプのスマートフォン。2月27日に充電中に端末本体が発熱するという事象が確認され、一時販売を停止していたが、発熱の原因が電源を制御するソフトウェアの不具合によるものであると明らかになった。

既に同端末を所持するユーザーは、ソフトウェア更新で不具合を改善することが可能。7日よりBlackBerry Boldユーザーには、ドコモからソフトウェア更新に関する情報が通知され、ホームスクリーン上に「ワイヤレス更新」アイコンが表示される。

ホームスクリーン上に表示されるアイコン

このアイコンを選択し、画面の指示に従って操作すれば更新できる。ソフトウェア更新が完了するまで約40分かかる。ソフトウェア更新時に発生したパケット通信料については、相当額が返還される。アイコンが表示されていない場合は、「メニューキー」→「オプション」→「詳細オプション」→「ワイヤレス更新」→「次へ」→「更新チェック」の手順で更新することも可能。

なお、ドコモスマートフォンサイトからデバイスソフトウェアをダウンロードしてPC経由でソフトウェア更新を行うこともできる。

このほかドコモは、販売再開まで約1カ月かかったことをふまえ、「ブラックベリーインターネットサービス」「ブラックベリーエンタープライズサービス」「ブラックベリーデュアルサービス」の月額利用料を無料にするキャンペーンの期間を延長。当初の終了日から約1カ月延長した5月31日までとした。