ヤフーは30日、同社が運営するポータルサイト「Yahoo! JAPAN」向けにカスタマイズされたInternet Explorer 8となる「Yahoo! JAPAN向けInternet Explorer 8」の提供をWebサイト上で開始した。

「Yahoo! JAPAN向けInternet Explorer 8」は、マイクロソフトの最新ブラウザInternet Explorer 8をベースにYahoo! JAPAN向けにカスタマイズしたブラウザとなり、IE8の新機能である「アクセラレータ」や「Webスライス」などがYahoo! JAPANのコンテンツと連動した形で利用できる。

たとえばアクセラレータ機能では、「Yahoo!辞書」や「Yahoo!検索」、「Yahoo!ショッピング」などで提供され、調べたい言葉を選択するだけで、検索結果が迅速なプレビューで表示されるため、わざわざ検索サイトに移動せずともその場で情報を入手できる。

Webスライス機能では、随時更新されるコンテンツを"切り取る"ことでブラウザ上に保存でき、「Yahoo!オークション」での入札状況の更新などがプレビュー画面で表示されるため、ワンクリックでユーザーが気になる商品の状況を確認することが可能となる。また、入力補助機能つきの「検索バー」や、Yahoo! JAPANのいくつかのサービスが登録済みの「お気に入り」リンクなどが備えられており、Yahoo! JAPANを利用するに最適なカスタマイズがなされている。

スライス機能を使えば、ヤフオクでの状況も随時把握可能