Microsoftは米国時間の18日、Webブラウザ「Windows Internet Explorer 8」(IE8) を正式公開すると発表した。公開日時は米国東部夏時間の19日正午 (日本時間の20日午前1時)、日本語を含む25種の言語に対応したインストーラがIE8の公式Webサイトから無償ダウンロードできる。

まもなく正式公開される「Windows Internet Explorer 8」 (画面はβ版)

IE8は、高速性と利便性、安全性を重視する姿勢のもと開発されたWebブラウザ。選択した文字列に対応したWebサービスを呼び出す「アクセラレータ」、Webサイトの一部を切り出してブックマークに登録する「Web Slice(Webスライス)」といった利便性を向上させる新機能のほか、ローカルに蓄えたデータベースとHTTPヘッダの情報を分析して危険なWebサイト / ファイルを警告する「SmartScreen(スマートスクリーン)フィルター」など、セキュリティを強化する新機能が用意されている。

IE8の動作環境は、Windows Vista / XP、Windows Server 2003 / 2008。各システムの64bit版も用意される。