「WinZip 12 Pro」

コーレルは、同社のファイル圧縮/解凍ソフト「WinZip」シリーズ最新版となる「WinZip 12 Pro」(価格8,400円/アップグレード版価格4,200円)、「WinZip 12 Standard」(価格5,250円/アップグレード版価格2,625円)のダウンロード販売を開始した。同社Webサイトで購入できる。

WinZip 12ではPro版/Standard版共通で、JPGファイルが平均で20%~25%の圧縮率へと向上したほか、圧縮アルゴリズムのLZMAに対応、.7z、.IMG、.ISOなどのファイル展開へ対応するなど圧縮パフォーマンスの向上が図られている。

Pro版では、デジカメの中の任意の写真データを選択し、圧縮しPCに転送できる「カメラウィザード」を搭載、ビデオやオーディオの取り込み、自動展開させての写真取り込みも可能になるほか、Zipファイル内画像の編集機能も追加され、解凍前のリサイズも可能になる。そのほか、Pro版ではZip内の必要なフィあるだけ選別した暗号化、暗号化からのFTPサーバ/メール送信、CD/DVDへのライティング、コマンドラインのサポートやタスクの自動化カスタマイズなども可能となる。

暗号化では、AES(128および256ビット)の採用、Pro版ではパスワードポリシーの設定も可能となり、パスワードの最小文字数設定やパスワード文字のルール設定も可能となる。

WinZip 12起動画面