ラトックシステムは4日、SATAハードディスク用アルミ製リムーバブルケース「REX-SATAシリーズ」の新製品として、ロックキーに固有鍵を採用した法人向けモデル「SA-RC1A-Kシリーズ」を発表した。発売は4月に予定されている。

「SA-RC1A-Kシリーズ」

通常のリムーバブルケースではモデル共通の鍵を利用するのが一般的だが、SA-RC1A-Kシリーズは、ロックキーにユーザー固有の鍵を導入することにより、セキュリティを強化している。また、キーを挿した状態でスイッチとして運用でき、通常のHDD交換時にキーを差し込んで回すタイプと比較して、HDD入れ替えが多い現場での使い勝手を向上させている。

ロックキー以外の仕様は現行モデル「SA-RC1Aシリーズ」と同様で、アルミ筐体・ツインFAN・熱伝導パッドによるハードディスク冷却や、SATA IIホットプラグ・3Gbps転送・NCQへの対応、ハードディスクからのシステム起動などが可能だ。

本体サイズはW146×D214×H42mm、重量は約680g(トレイ1個含む)。対応ドライブは3.5型SATA HDD。対応PCはSATAホストインターフェイスを搭載したWindows PCで、対応OSは使用しているSATAホストインターフェイスの使用に準ずる。