米AMDは25日(現地時間)、45nmプロセスで製造される6コアの次世代Opteron「Istanbul」(開発コードネーム)の動作テストなどを披露する公開デモンストレーションを行ったと発表した。

「Istanbul」の公開デモの様子。仮想化など各種の動作テストが実施されている

Istanbulは、2009年下半期に発表予定とされるサーバ向け次世代プロセッサ。ソケット形状および熱設計枠なども含め、現行の「Shanghai」(開発コードネーム)コアの4コアOpteronとの互換性を保持しており、アップグレードが容易であるとされている。

なお現在、同デモンストレーションの模様は、Youtubeの"こちら"と"こちら"にある2種類の動画で確認することができる。

発表の中で米AMDのサーバー・ワークステーション部門 ビジネス・デベロップメント ディレクターであるJohn Fruehe氏は、「Istanbulのこれまでの初期段階のテストからは、かなり良い処理性能とワット性能結果を得ている。世界規模のOEMメーカーやソリューションプロバイダー企業から、今年下半期にIstanbul搭載システムが出荷開始される予定だ」とコメントしている。