パナソニックは5日、ポータブルワンセグテレビ「ビエラ・ワンセグ」に新モデル「SV-ME750」「SV-ME700」を発表。発売は20日で、価格はオープン。推定市場価格は、SV-ME750が4万円前後、SV-ME700が3万8,000円前後。

防水仕様ポータブルワンセグテレビ「SV-ME750」「SV-ME700」

SV-ME750、SV-ME700は、2008年6月に発売した「SV-ME75」「SV-ME70」の後継機となる防水仕様(JIS保護等級IPX6/IPX7相当)のポータブルワンセグテレビ。従来比約2倍(最大時)の高コントラストを実現し、低ノイズ化技術により、最大約1.4倍受信感度を向上させたほか、電源効率を改善し、ワンセグ視聴が約1.8倍の約5時間30分可能となっている(輝度「-5」時。使用条件による差異あり)。

また、対応するディーガ(DMR-BW950/DMR-BW850/DMR-BW750/DMR-BR550/DMR-XP15/DMR-XP25V)で録画したワンセグ放送を、SDカードで持ち出して再生することが可能。「反響音を抑える」、「小声を大きくする」という使用場所に合わせた音質を実現する音場設定機能も搭載する。

SV-ME750は、番組追従機能に対応した録画が可能なモデルで、2GBのSDメモリーカードが同梱される。連続録画時間は、最大8時間(ACアダプター使用時)で、録画番組数は、SDカード容量にかかわらず1枚あたり最大99番組。予約録画番組数は最大12番組。録画可能時間の目安(ビットレート412kbps時)は、32GBで約175時間12分。さらに、バッテリーチャージャースタンドを同梱し、置くだけで充電できるのも特徴となっている。

このほか、両モデルともワンセグ視聴だけでなく、デジタルフォトフレーム機能も装備。写真の再生可能ファイル形式は、JPEGベースライン方式/DCF準拠/Exif2.2準拠で、最大ファイルサイズは10MB。また、付属の音楽録音ソフト「SD-Jukebox Ver.6.95」を使用し、パソコンに録音またはインポートした曲を、SDメモリーカードに書き込むことで、SDオーディオ再生が可能。AAC/WMA/MP3マルチフォーマット再生に対応する(SD-Jukeboxを介さず記録されたAAC/WMA/MP3の音楽データは再生できない)。

充電時間は、約4時間30分(エコ充電:約3時間)。ディスプレイには、5V型ワイドQVGA液晶を採用した。本体サイズは、166.0(W)×90.2(H)×15.7(D)mm(突起部除く)で、重さは約257g。ボディカラーはホワイト、ピンク、ブラックの3色(SV-ME700はホワイトのみ)。