東芝ホームアプライアンスは19日、コードレススチームアイロン「extra LACOO」(TA-FVX102)「powerful LACOO」(TA-FVX82)と、コードリール式スチームアイロン「Big BORON」(TA-GX110)を発表した。発売は2月16日を予定しており、価格はオープン。市場価格は、TA-FVX102が2万円前後、TA-FVX82が1万6,000円前後、TA-GX110が1万8,000円前後と予想される。

かけ面にボロンコーティングが施されたコードレスアイロン「TA-FVX82」

コードレススチームアイロンTA-FVX102/82は、TA-FVX101/81の後継モデル。TA-FVX101は、かけ面の滑りやすさとスチームの多さを特徴とした、同社のコードレスアイロンのフラッグシップモデル。かけ面には、ステンレスの3倍の硬度を持ち蓄熱効果も高い「ボロン」素材をコーティング。さらに、かけ面の表面には、滑りやすさをアップさせるためのグラフィカル加工も施された。これらにより、ボタンやファスナーなどの乗り越え時にも、かけ面に傷が付きにくくなっている。

コードリール式アイロンの「TA-GX110」もボロンベースのかけ面を採用

また、52個のスチーム孔から、最大約12ml/分のスチームを噴射可能。このスチーム量は、現時点でも、家庭用コードレススチームアイロンとしては最大となっている。新モデルのTA-FVX102は、このTA-FVX101の本体色をチェンジしたモデル。従来のピンクゴールド/シャイニーシルバーから、新モデルではシャンパンゴールド/ブランルージュへと変更された。TA-FVX82は、従来モデルではホーローが採用されていたかけ面に、上級機と同様のボロンコーティングを採用したもの。ただし、かけ面には、グラフィック加工ではなく、ヘアライン加工が施されている。

同時発表されたコードリール式スチームアイロンTA-GX110は、TA-GX100の後継モデル。TA-GX100は、マイコン制御された高速電磁ポンプの搭載により、最大約26ml/分という大量のスチームを発生。101個のスチーム孔によって、広範囲にスチームを広げることが可能というモデル。新モデルのTA-GX110では、かけ面を従来のホーローベースからボロンベースに変更。こちらも、滑りやすさと、かけ面の耐摩耗性がアップしている。