東芝は19日、12.1型ワイドLEDバックライト付きWXGA(1,280×800ドット)液晶を搭載したコンパクトノートパソコン「dynabook NX」シリーズを発表した。発売は1月下旬に予定されている。
今回発表されたのは、128GBのSSDを搭載した「NX/78HBL」(グラマラスブラック)と「NX/78HWH」(ノーブルホワイト)、250GBのHDDを搭載した「NX/76HBL」(グラマラスブラック)、「NX/76HWH」(ノーブルホワイト)、「NX/76HPK」(ロータスピンク)の合計5モデル。価格はいずれもオープンだが、予想実売価格はSSDモデルが200,000円前後、HDDモデルが190,000円前後となる。
「dynabook NX」シリーズの2009年春モデルでは、すべてのモデルでメモリ容量が3GBにアップグレードされたほか、HDD搭載モデルのHDD容量が250GBに引き上げられている。また、無線LAN設定ユーティリティ「無線LANらくらく設定」、動画によるFAQ解説「動画で解決! 操作ガイド」、動画によるYouTube利用法の解説「動画で学ぶYouTube」、およびPC上でスカパー!の番組が視聴できる「スカパー! Netてれび」といったアプリケーションが搭載された。
仕様は、CPUがIntel Core 2 Duo超低電圧版SU9300(1.20GHz)、チップセットがMobile Intel GS45 Express、メモリが3GB PC2-5300 DDR2 SDRAM(オンボード1GB+2GB、最大3GB)。グラフィックス機能はチップセット内蔵のIntel GMA 4500MHDを利用する。ストレージデバイスは、NX/78HBLとNX/78HWHが120GB容量のSSD、NX/76HBLとNX/76HWHとNX/76HPKが160GB容量の5,400回転SATA HDD、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブ。その他の機能は、IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、ギガビットLAN、eSATA、指紋センサ、TPMセキュリティチップなど。Windows Vista Home Premium with SP1とOffice Personal 2007 SP1 with Office PowerPoint 2007 SP1がプリインストールされている。
本体サイズは286(W)×223(D)×29.9(H)mm、重量はNX/78HBLとNX/78HWHが約1.39kg、NX/76HBLとNX/76HWHとNX/76HPKが約1.45kg(いずれもバッテリパック63A装着時)。バッテリ駆動時間はNX/78HBLとNX/78HWHが約11.5時間、NX/76HBLとNX/76HWHとNX/76HPKが約10.5時間(いずれもバッテリパック63A装着時)。
■仕様 | ||
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型番 | NX/78H | NX/76H |
CPU | Intel Core 2 Duo 超低電圧版 SU9300(1.20GHz) | |
チップセット | Mobile Intel GS45 Express | |
メモリ | 3GB | |
ストレージ | 128GB SSD | 250GB HDD |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチ | |
グラフィックス | Intel GMA 4500MHD | |
ディスプレイ | 12.1型ワイド(1,280×800ドット) | |
オーディオ | Intel High Definition Audio | |
ネットワーク | IEEE802.11b/g/n、10/100/1000BASE-T | |
インタフェース | USB2.0×3(うち1基はeSATA共用)、D-Sub15ピン×1、PCカードスロット TYPE II×1、ブリッジメディアスロット×1ほか | |
約11.5時間 | 約10.5時間 | |
サイズ/重量 | W286×D223×H29.9mm/約1.39kg | W286×D223×H29.9mm/約1.45kg |
OS | Windows Vista Home Premium | |
予想実売価格 | 200,000円前後 | 190,000円前後 |