iMacros for Firefoxを使ってみる

ブラウザの操作を記録・再生できるとなると、できることもかなりありそうだが、ここでは簡単なものをやって動作を見てみよう。まず、検索ポータルサイトGoogleを表示させておいて、iMacrosではRecタブを表示させておこう(図9)。

図9 Webサイトを表示させ、動作記録の準備をおこなう

ここから記録を開始することにする。まず、Recタブの[Record]ボタンをクリックし、Googleの検索キーワードに任意の文字を入力、[Google 検索]ボタンをクリックし(図10)、検索結果が表示されたところでRecタブの[Stop]ボタンを押し、記録を中止する(図11)。

図10 [Record]ボタンを押し、動作を記録する

図11 [Stop]ボタンで記録を中止する

ついで再生してみる。iMacrosサイドバーの#Current.iimを選択した状態でPlayタブの[Play]ボタンを押すと、記録した手順がそのままおこなわれる(図12)。

図12 記録した動作を再生するには、「Play」タブの[Play]ボタン

[Edit]タブの[Edit Macro]ボタンを押すとメモ帳が起動し、さきほど記録した#Current.iimの編集が可能となる(図13)。

図13 [Edit Macro]ボタンでは、記録されたマクロが記述されている。マクロの動作を確認したり、書き換えでカスタマイズすることも可能

ここでは検索キーワードに使った"松田優作"の部分を高倉健に変えて(図14)上書き保存。

図14 ここでは、検索のキーワードをエディタ上で書き換えて上書き保存する

Playタブの[Play]ボタンをクリックし再生すると見事にGoogleでの"高倉健検索マクロ"が完成する(図15)。

図15 書き換えたマクロを再度、再生すると成功

作成したマクロを保存するにはRecタブの[Save]ボタンを押す。すると、[Save File]ウィンドウが立ち上がる(図16)ので、そのまま保存する。ツリー部に自作の高倉.iimが保存される(図17)。

図16 [Save]ボタンで保存すると

図17 ツリーに表示され再度呼び出すことも容易に

もっと実用的なマクロを探したり、コードを自作するには英語ではあるがiMacrosの公式WIKIが存在する。ここには、サンプルやコマンドについての資料公開、ユーザーフォーラムなどがあるので参考にするとよいだろう。