東芝ホームアプライアンスは8日、ヘッド上部から浮遊ホコリも吸い込む紙パック式クリーナーの新製品3機種を発表した。発売は、「VC-PY8F」が2月16日、「VC-PY7D」「VC-PY7E」が2月1日。価格はオープンで、推定市場価格は、VC-PY8Fが3万円前後、VC-PY7Dが2万5千円前後、VC-PY7Eが2万円前後。

紙パック式クリーナー「VC-PY8F」

今回発表された3製品は、ヘッド上部の「床上ダストゲッター」から、浮遊ホコリを吸い込むのが特長。また、VC-PY8Fは、前取りかき出し機能が付いた「フローリングふきふきヘッド」を、VC-PY7Dは、モーター駆動で壁ぎわもしっかり掃除する回転ブラシの「コンパクトパワーヘッド」を、VC-PY7Eでは前からも横からも吸い込むエアー駆動ブラシの「ヨコわざコンパクトヘッド」を搭載している。

また全モデルで、電源コードを引くたびに、振動板が紙パックを後方から叩いて塵を落すことで、吸い込み力を持続させる「引くたびパワーキープ」機能を採用。さらに、本体排気口部には抗菌、ウイルス抑制、アレルゲン(ダニの死がい・花粉等)除去効果がある「フラボノイドフィルター」を備え、紙パックのフィルター効果と合わせ、1μm以上の微細塵を約99%捕らえるという。

このほか、床のホコリも巻き上げにくくする「やわらか分散排気」や、紙パックの取り付けを簡単にした「紙パックイージーセット機構」、クリーナー本体に付けた収納用の「すき間ノズルポケット」なども用意している。消費電力は1,000W~約250Wで、吸込仕事率は580W~約90W。

本体サイズは、全モデルとも255(W)×218(H)×300(D)mmで、重さはVC-PY8Fが3.6kg、ほか2機種は3.5kgとなっている。付属品は、毛ブラシ付すき間ノズルと別売品用アタッチメント。ボディカラーとして、VC-PY8Fにゴールド、VC-PY7Dにブルー、VC-PY7Eにはブルーとピンクの2色が用意される。