カシオ計算機は18日、ビジネス向けラベルライター「ネームランドBiZ(ビズ)」シリーズより「KL-M40」を発表。2009年1月16日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格は1万3,000円前後。

Webダウンロードで合計330種類の掲示用ラベルも印刷できるネームランドBiZ「KL-M40」。ビジネス向けモデル「KL-M30」の上位機種となる

KL-M40は、掲示文とイラストを組み合わせた「デザインロゴ」に加えて、分類用の見出しになる「インデックスラベル」の作成機能を装備。任意の見出し語を入力できるほか、五十音別や月日別など16種類の見出しをあらかじめ内蔵している。

また、デザインロゴは、「頭上注意」「作業手順確認」など工場・建設現場などでの注意喚起に役立つアテンションラベル60種類、「診察室」「処方せん受付」など病院向けの案内ラベル30種類、「新聞・雑誌」「ペットボトル」などオフィスで活用できる分別用ラベル30種類の合計120種類を内蔵する。液晶表示は、128ドット×64ドット+シンボル(8桁×4行)で、入力部分は、8桁×1行(フリーラベル以外での入力時)、8桁×3行(フリーラベル入力時)。3.5mm幅から24mm幅まで6サイズ138種類のテープが使用可能となっている。

さらに店舗や学校、介護などの現場で役立つデザインロゴとして210種類を専用Webサイトに用意しており、パソコン経由で本体内蔵のデザインロゴ120種類と入れ替えることもできる。ただし、本体内蔵数(120種類)を超える入れ替えはできない。

パソコン(Microsoft WindowsVistaおよびWindows XP/2000 Professional日本語版プリインストールモデル)の多彩な書体を使用したラベル作成も可能となっている

このほか、裏紙をはがしやすい「ハーフカット」機能付きオートカッターを用意。よく作成するラベルの長さを簡単に設定できる「テープ長さダイレクト設定」や、作成日時や保存期限を自動入力する「タイムスタンプ&タイムスパン」機能なども搭載されている。

本体サイズは、202(W)×64.5(H)×216(D)mm(足含む)で、重さは約820g(乾電池含まず)。