M.I.D.は独SPL(Sound Perormance Lab)のアナログ・プロセッサ・プラグイン「Analog Code Plug-in」シリーズの「Transient Designer」、「EQ Rangers」を12月19日に発売する。価格はオープンで、市場予想価格はTransient Designerが2万9,400円前後、EQ Rangersが3万3,600円前後。

レベルごとに独立したダイナミクス処理が可能な「Transient Designer」

用途/帯域に合わせて3つのEQプラグインがバンドルされる「EQ Rangers」

同社は20年の歴史を誇るハンドメイドのアナログ・ハードウェア・プロセッサ・メーカー。両プラグインはアナログ回路設計を高精度にモデリングするための最新手法を取り入れ、アナログ・ハードウェアに限りなく近づけることに成功したという。

Transient Designerはレベルごとの独立したダイナミクス処理が可能なハードウェア。プラグインではDifferential Envelope Technology(DET)によりハードウェアのアナログ回路を忠実にモデリング。

EQ Rangersは同社のハードウェアEQ「RackPack EQ Rangers」を再現したEQプラグインで、用途や帯域に合わせた「Bass Ranger」、「Vox Ranger」、「Full Ranger」という3つのプラグインがバンドルされる。

また両プラグインともハードウェアにはない新機能として、4つの異なるセッティングを保存することなどが可能となっている。 動作環境はWindows Vista/XP/2000およびMac OS X 10.4以降。プラグイン形式はVST/RTAS/AUに対応。