MVNO(仮想移動体通信事業者)の日本通信は3日、Windows Mobile搭載のスマートフォン「i-mate Ultimate 8502」を発売すると発表した。まずは法人市場を中心に販売を行う計画で、すでに採用企業も決まっているという。
Ultimate 8502は、アラブ首長国連邦(UAE)の端末ベンダーi-mateが開発するスマートフォンで、OSにはWindows Mobile 6.1 Professionalを搭載する。W-CDMA/HSPA(850/1900/2100MHz)、GSM/GPRS/EDGE(850/900/1800/1900MHz)に対応し、無線LAN(IEEE802.11b/g)、Bluetooth 2.0も内蔵する。
CPUにはQualcomm MSM 7200(400MHz)、メモリーはROM 256MB、RAM 128MBを搭載する。ディスプレイはタッチパネル対応で、本体下部にQWERTYキーボードを備えるほか、GPSや2メガカメラ、コンポジットの外部モニタ出力も搭載する。
本体サイズは116(H)×55(W)×15(D)mm、約140g。連続通話時間は最大約4時間、待受時間は最大約180時間。
i-mateはUAEを拠点としたWindows Mobile端末に特化した端末ベンダー。すでに25機種以上を欧米や中東、アジアなどで販売しており、今回、初めて日本市場に参入する。端末投入へのサポートや販売を日本通信がになう形で、端末自体はSIMロックフリーで提供される。