正式公開間近のジュークボックスソフト「Songbird 1.0.0 RC1」(画面はMac OS X版)

Pioneers of the Inevitableは米国時間の4日、オープンソースのジュークボックスソフト「Songbird 1.0.0 RC1」を公開した。対応プラットフォームはWindows XP / VistaとMac OS X (Intel)、およびLinux (x86 / x86_64)。バイナリパッケージは無償ダウンロード可能。

今回のリリースは、月内の正式公開が見込まれているSongbird 1.0のリリース候補版。音楽CDからのリッピングなど、ジュークボックスソフトに必須とされる機能のいくつかは未実装ながら、メモリ消費量削減や安定性改善、検索速度アップなど顕著な機能向上が認められたため、メジャーバージョンの1.0として公開準備を開始したもの。

標準対応されるオーディオフォーマットは、全プラットフォーム共通がMP3とFLAC、Ogg Vorbis。AACはMac OS XとWindows、WMAはWindowsのみサポートされる。

8月公開のバージョン0.7以降に加えられた変更点としては、全プラットフォーム共通のメディア再生エンジンとして「GStreamer」を採用、パフォーマンスと安定性が向上したことが挙げられる。GStreamerの採用により、将来のメディア機能拡張が容易になるなどの利点もあるという。外観の改良やキーボードショートカットの追加といった、ユーザインターフェイスの改良も行われている。