シグマは23日、ドイツ・ケルンで開催している「photokina(フォトキナ) 2008」に、新モデルの大口径標準レンズ「24-70mm F2.8 EX DG HSM」を発表した。発売時期や価格は未定。

24-70mm F2.8 EX DG HSM

同レンズは焦点距離24~70mmのズーム全域で、F2.8の明るさを可能にした35mm判フルサイズ対応の大口径標準ズームレンズ。ボディは全長94.7mmのコンパクト設計。携帯性に優れ、スナップやポートレート、風景撮影など、幅広いジャンルでの活用が可能とのこと。HSM (Hyper Sonic Motor)を搭載し、AF スピードの高速化と静粛性を実現、フルタイムマニュアルフォーカスも可能という。

対応マウントは、シグマ、キヤノン、ニコン、ソニー、ペンタックスを予定。なお、ニコン、ソニー、ペンタックスは、超音波モーターに対応していないボディに装着した場合、オートフォーカスは働かない。主な仕様は、2種類の特殊低分散ガラス3枚、非球面レンズ3枚を含む12群14枚、絞り羽根枚数は9枚。最小絞りはF22。フィルターはφ82mm。最短撮影距離は38cm、最大倍率は1:5.3。サイズはφ88.6×94.7mm、重さは未定。花形フードが付属する。