シャープは、ブルーレイディスクレコーダー「AQUOSブルーレイ」シリーズの新モデルとして、シングルチューナータイプ「BD-HD22」を10月20日に、VHSビデオ一体型の「BD-HDV22」を11月25日に発売する。価格はオープンで、推定市場価格はそれぞれ12万円前後、16万円前後。

「BD-HD22」(左)、「BD-HDV22」。もちろん「ダビング10」にも対応

「BD-HD22」、「BD-HDV22」は、従来機比5倍の長時間録画を可能とする高画質・高効率圧縮技術「MPEG-4 AVC/H.264トランスコーダー方式」を採用したブルーレイディスクレコーダー。番組連動データやサラウンド音声データをそのまま記録できる「長時間まる録りハイビジョン」(「5倍モード時」を除く)のほか、BDディスクへのダビング時に、ディスク残量に応じた最適な画質を自動で選択する「ハイビジョンジャストダビング」なども搭載している。HDD容量は両モデルとも250GBで、BD-HDV22はVHSテープの再生、BD/DVDディスクへのダビングも可能となっている。

また今回発表されたモデルは、同社対応機器との連携操作が可能な「AQUOSファミリンク」にも対応。液晶テレビ「AQUOS」との接続時に、液晶パネル性能を存分に引き出すという「AQUOS純モード」も搭載している。

さらに、待機時の消費電力をBD-HD22で約0.3W、BD-HDV22で約0.4Wに抑える低消費電力の「エコモード」を用意。従来機「BD-HDW20」、「BD-HDW15」と比較した場合、待機時消費電力は約70%削減されるという。

本体サイズ(突起部含まず)は、BD-HD22が430(W)×68(H)×336(D)mmで、BD-HDV22が430(W)×95(H)×343(D)mm、重さはそれぞれ約4.8kg、約6.6kg。

同社では「年末商戦に向けて、7月に発売したダブルチューナーモデルと併せて、豊富なラインアップを展開することでお客様のニーズに応えていきたい」としている。