シャープは1日、ウォーターオーブン「ヘルシオ」シリーズの新モデル「AX-X1」「AX-S1」「AX-L1」を発表した。発売は5日で、価格はオープン。推定市場価格は、AX-X1が16万円前後、AX-S1が12万円前後、AX-L1が10万円前後。

目で見て分かる健康管理を実現する「AX-X1」と、同時発表された「AX-S1」「AX-L1」

ヘルシオは、過熱水蒸気調理で食品の余分な油や塩分を落とすことを特徴としたオーブンレンジ。昨年発売された第4世代モデル「AX-2000」では、脱油と減塩だけでなく、低酸素状態での調理で、ビタミンやポリフェノールといった栄養素の破壊を抑える能力がアップし、より健康志向が強まっていた。

AX-X1では、その第4世代モデルをベースに、目で見える健康管理機能を搭載。3.5型ASVカラー液晶パネルを搭載。どのくらいの脱油効果があるのかを、カロリー数で表示する。調理終了後には脱油効果によって落とした油のカロリー数が、ウォーキングだと何分に相当するのかを表示する。また、減塩やビタミン保存の効果もディスプレイ上に表示される。カラーディスプレイは、情報表示だけでなく、メニューによる調理にも使用できる。AX-X1には、自動メニュー(231レシピ)が写真付きでジャンルごとに色分けされて登録されている。実際の料理の写真を見ながらメニューの選択ができるだけでなく、手順の解説も行われる。

なお、3モデルとも庫内容量は30L(2段調理)。オーブンは、発酵の30/35/40/45℃に、100℃から250℃までの調理が可能。レンジ機能は、1,000W/600W/500W/200W相当が使用可能だ。3モデルの特徴は、AX-S1/L1では従来のホワイトバックライトメニューの搭載と、さらに、自動メニューの数がAX-S1では126、AX-L1では82となる点。また、AX-X1にのみ、食器やお絞りなどのキッチン用品を除菌する「除菌機能」が搭載される。