Adobe Systemsは11日 (米国時間)、マルチメディア再生ソフトの次期バージョン「Adobe Flash Player 10」のリリース候補版 (RC1) を公開した。動作環境はWindowsとMac OS X、およびLinux。インストーラは、開発者向けWebサイト「Adobe Labs」経由で配布される。

今回のリリースでは、Mozilla Firefoxにも採用されている暗号化ライブラリ「Network Security Services (NSS)」がLinux版に追加、ネットワーク接続時の安全性が向上した。その他に大きな変更点はなく、5月に公開されたβ版の不具合修正が中心となっている。